2010年 12月

12/1放送のシルシルミシルでは、数多く存在する〇〇オブザイヤーを紹介していた。

最近では、日本カー・オブ・ザ・イヤーや、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー(ベッキーと佐藤隆太が選出)などが記憶に新しい。
また他にも、鈴木おさむ・大島美幸夫婦が選ばれたパートナー・オブ・ザ・イヤー2009や、レースクイーン・オブ・ザ・イヤーなど、年末になると〇〇オブザイヤーという言葉をよく耳にする。

番組では、どのくらいのタイトルがあるのかを調査したところ、昨年だけで100個以上はあるそうだ。
いくつか列挙してみると、

・トイ・オブ・ザ・イヤー
・ショップ・オブ・ザ・イヤー
・ファー・オブ・ザ・イヤー
・DVD・オブ・ザ・イヤー
・日本フラワー・オブ・ザ・イヤー
・ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー
・ブログ・オブ・ザ・イヤー
・クリエイター・オブ・ザ・イヤー
・日本ボート・オブ・ザ・イヤー
・ライセンシング・オブ・ザ・イヤー
・ライブラリー・オブ・ザ・イヤー

そして中には、次のような珍しいものもある。

・ナース・オブ・ザ・イヤー
医療関係のNPO法人が主催しているコンテストである。
一般の人に、インターネットで身の回りにいる、理想の看護士と思える人を募集している。
その候補者のエピソードを公開し、さらに一般の方の投票で受賞者が決まる。
昨年は、北海道の札幌市にある井上病院で勤務している森松靜さん(45歳)が受賞した。
井上病院の看護部長として、現場で患者さんと接しながら看護士たちの職場環境を良くする工夫をし、若い看護士たちの教育にも力を注いでいるというスーパーナースのようだ。

・婚活オブ・ザ・イヤー
結婚情報サイトが主催している。
その年に結婚に関して最も幸せな話題を提供した人が選ばれる。
昨年からスタートした賞だが、第一回目の受賞者は石田純一。

・日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー
ログハウス専門誌「夢の丸太小屋に暮らす」が主催している。
毎年、全国から優秀なログハウスを選んでいる。
審査基準は以下の通り。
①木の特徴が生かされているか?
②加工や施工技術が優れているか?
③アイデアや遊び心があるか?
④設計・デザインが優れているか?
今年は、最優秀賞は該当なしとなった。

・インターホン・オブ・ザ・イヤー
インターホン工業会が主催している。
インターホンの発展と振興を目指している。
その年に発売された中で、最も魅力的なインターホンが選ばれる。
昨年は、パナソニックの玄関番プラスW型が選ばれた。

・農家(ノーカー)・オブ・ザ・イヤー
インターネットで野菜を販売する企業が主催している。
契約している農家の中から一番美味しい農産物を選定する。
契約農家は1000軒以上ある中で、甘い野菜が数多く選ばれた。
その中でもオブザイヤーに輝いたのは、田中一仁さんが作った桃のように甘いピーチかぶ。
売り切れ状態が続くほどの人気だそうだ。

オブザイヤーの分野は多岐にわたるため芸能人に限らず、一般人も受賞している。
数多の分野で販促や知名度の向上に活用されているため、これからも様々な賞が出て来そうだ。

11/30放送のNスタで、11/30から変わる常用漢字にスポットが当てられた。
Nスタは、月曜日から金曜日の16:53~19:00に放送されている情報番組。

常用漢字とは、法令や公用文書、新聞、放送など一般の社会生活で使用する漢字の目安のこと。
そして今回、新しい「常用漢字表」が11月30日、内閣告示された。
常用漢字表の改訂は今回が初めてとなる。
196字を追加する一方、あまり使われなくなった5字を削除し、計2136字となった。

「憂鬱(ゆううつ)」の「鬱」、「語彙(ごい)」の「彙」、「曖昧(あいまい)」など画数の多い難しい漢字も加えられた。
このほか、「岡」「媛」「茨」など、都道府県名に使われる11字なども追加され、47都道府県が全て常用漢字で書けるようになった。
そして、「亀」「熊」「鹿」「虹」「丼」「枕」など、簡単で身近な例もある。

文部科学省の文化審議会の答申によると、パソコンや携帯電話での変換が容易になったことを背景に、改定にあたっては「すべて書ける必要はない」とされた。

どの様に決めているのか。
文部科学省が2005年に文化審議会(国語分科会)という40人の識者(教授、作家、出版業界)を集めて会議を開いた。
新聞・書籍・インターネットなど幅広く漢字をチェックし、約3500字をピックアップ。
その中から、使用頻度の高い字や、漢字の方が意味が伝わるものを常用漢字に選んだという。

一般の人から、「鷹」という字も常用漢字に入れてほしい声があったが、見送られた。
理由は、固有名詞として使われているが、一般名詞として使われる頻度が少ないというものだった。
同じ理由で、「雀」という漢字も見送られた。

学校現場では、実生活で多く目にするようになった漢字を積極的に教えようとする動きや、入試での出題を見据えた模索が始まっている。
告示後から、中学・高校で指導することが可能となる。
2012年度から、中学・高校の教科書に漢字表を掲載し、本格的に指導が開始される。
196字のうち中学1,2年に50~100字、残りを中3にそれぞれ割り振る。
高校・大学入試での出題解禁は、追加漢字を1年生から学んだ生徒が受験する15年度入試からとなる。

中学・高校の国語教科書の編集などに携わる伊坂淳一・千葉大教授(日本語学)は、改定の趣旨について「画数の多い字など『すべて書ける必要はない』としたのは一般社会での使用にあたっては常識的な判断である。ただ学校では、どこまで書ける必要があるのかなどが十分議論されていない。基準がないと、受験を意識する学校ではすべて教えるのではないか」と指摘している。

改定の影響を強く受ける教育現場での扱いにも改善の余地がある。
難しい漢字が多く増えたのに、「高校で主なものが書ける」という目標はそのままで、入試での扱いも明確ではない。
複数の専門家は、手書きを出来るようにする漢字の範囲など、「最低基準」を示すべきだと指摘している。
これから小学校から大学まで、広く見据えた対応が必要になるだろう。

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