2010年 6月 1日

5月31日放送の「めざせ!会社の星」は「地方でハッピーワーキング!」のアンコール放送。
「東京だけが仕事場じゃない! 働く若者の9割近くは地方で暮らしている」というわけで、地方でハッピーに働く工夫を徹底取材。
“Uターン”成功の秘けつや、転勤による突然の地方暮らしをサポートする会社ぐるみの仕組みなどを紹介した。

スタジオには、東北から九州まで6人の若手社員が集合し、仕事からプライベートまで地方生活の本音トークを展開した。
登場したのは以下の6人。
青森県 池田律子さん 香水専門店営業
大分県 上田淳子さん NPO事務局長
新潟県 八代健太さん 就職支援会社キャリアアドバイザー
島根県 安達豊さん 自動車教習所インストラクター
富山県 萩原純子さん 百貨店食品販売
香川県 林直美さん 団体職員事業

青森の津軽地方、弘前市の香水店で働く池田律子さん(28歳)の場合。
ひとり暮らしのリビングは12畳、寝室5畳衣装部屋6畳と2LDK(約50平米)で家賃5千円。
東京23区内の平均は13万円(大手不動産会社調べ)というから半分以下だ。
通勤はマイカーで15分。都会のような渋滞はなく快適。道中の景色には地元で愛される岩木山があり、元気をもらえる心のふるさとだという。
職場は青森を拠点に全国展開している香水の専門店。全国83店舗のディスプレーや販売促進を一手に担当する若きリーダーである。
昔からよく知る地元メーカーとは共通の話題もお多く、会話も弾む。この強い連帯感は地方ならではものだということだ。
3年前に上京した際には通勤のあまりの混雑ぶりや青森とのギャップに打ちのめされ、1週間で挫折した。
青森に帰り自然を目にしたときに自分の居場所はここだと感じたそうだ。
地方のハンデとしては、青森からでは各店舗に直接出向いて打ち合わせるには限界があること。今はインターネット、メールを通して各店舗のディスプレーを写真で確認している。
工夫次第で東京にも負けない仕事ができると感じているそうだ。
また競合相手がいないことも地方のメリットだという。

■地方のホンネ仕事編
若者(23~34歳)の平均年収
東京 416万円/年
青森・新潟・富山・島根・香川・大分 313万円/年

100万円の差については以下のような意見があがった。

・お金のありがたみを知ることができた。
・できれば知りたくなかった。
・東京に比べて誘惑が少ない。
・不自由は感じない。
・物価が安い。

■Uターンの落とし穴
やりたい仕事よりもやれるしごと
→地元に戻ったが、希望する仕事がなく、とりあえずできる仕事に就いてしまい挫折する。
都会で培った専門性にこだわる
→都会と同じ仕事についたものの、地方では一人で何役もこなすことが普通であるため、「それはわたしの仕事じゃない」と辞めてしまう。

■Uターン成功の秘訣
東京の大手食品メーカーを辞めて富山の百貨店にUターン就職した萩原淳子さん(27歳)の場合。
①どんな仕事も積極的に学ぶ
加工食品の開発専門だったが、営業に転身したため、接客、商品の包装などをいちから学ぶ。
年下の同僚からもアドバイスを受け入れる。
季節ごとの商品の企画開発にも参加。
視野を広げる。
②地元を見つめ直す
休みになると県内を回り、富山の名産品を探している。
商品への興味や商品知識が向上した。
③Uターン前の人脈も大切に
東京時代の同僚と頻繁に連絡をとることで、精神面だけでなく、食品の最新情報を教えてもらうなど、仕事の面でも助けとなっている。

キャリアドバイザーの山田乃理子氏によるとUターンのコツは以下のポイントになるそうだ。
・環境か、仕事か、ゆとりか、何を大事にするのか考える
・偏見を持たない
・うまくいかず都会に戻るときの備えを

■Iターンのコツ
定住する前に何度も通い地元を知る

最後に転勤による地方暮らしをサポートしている会社の例が上げられていた。
東京に本社を構えるソフトウェア開発会社だが、東京だとIT会社の乱立により人材流出が激しいため、愛媛県松山市にオフィスを開設したという。
そこに東京の社員を転勤させているのだが、松山のオフィスでは「松山部」という部活動を創設し、地元松山の名所やおいしい店にいったり、BBQをしたりといった活動に一人当たり年間1万円の補助金を出すことで社員の地方生活をサポートしている。

地元をよく知り、仲間を作り、地元での生活を楽しめるようにすることがポイントだということである。

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