2010年 4月 8日

1972年から芸能生活をスタートさせた片岡鶴太郎。
長い芸歴の中で、意外な子役と共演していたという。
10年前の撮影で、腰椎を外してしまうアクシデントに見舞われたため、そのことをすっかり忘れていたというが・・・
片岡: これがね、映画の撮影だったんですよ。わたしと名取裕子さんが夫婦役で、中学生の息子がいる。それで、中学生の息子が家庭内暴力で母親に手を上げる、で、ある日の朝、学校行く前に母親に手を上げてもめたと・・・。で、私がさすがに怒って「お前、いい加減にしろ。お母さんに手を上げるんじゃない。」 そうすると、その中学生の息子が「何!!?」って言って 私のところにボンッと来て私がそれを受け止めて、倒して、上乗りになって「はい、カット」ってそういうシーンだったんです。朝一だったんです。
小堺: 大変ですね。
片岡: 朝一だったんだけど、その中学生の子役の子がちっちゃくてね・・・。小柄な子だったので、まぁいいだろと思ってやったんですよ。やっぱりね、中学生の子役といえども、本番になると本意気になるんですよ・・・。「いい加減にしろ!!お母さんに手を上げるんじゃない」って言ったら「何!!?」バーンってかかって来ましてね。そんで、壁のところにボーンとぶつけてギクッとしたんです。でも、続けなきゃいけないものですから、その中学生の子を倒して馬乗りになって「はい、カット」って言って、起き上がろうとしたらギクってなって・・・。
小堺: アリャリャリャリャ・・・。
片岡: これでね、止せばいいんですけどね。ギクッと違和感、感じるとジムに行ってねストレッチしたくなるんですよ。「大丈夫かな? ここまで大丈夫かな。」ってストレッチして縄跳び跳んだり、シャドーをしたりして。それで、スポーツマッサージを受けたら、もう てきめんでしたね。
一同 : (笑)
片岡: 傷口に塩を塗るようなもので、もう完璧に動かなくなって・・・。いろいろな病院に行ってもダメで、下町の整骨院に行ったら もうお医者さんが「これは腰つい外しましたね。これは入れますか?」って言うから『いや、入れてください。お願いします。』
一同 : (笑)
片岡: 「入れましょう」ってバッて入れたら、ヒュッ!て。
小堺: 一発ですか?
片岡: はい。それまでは、這うようにして行ってたんです。それがもう。
小堺: すごい先生。
片岡: そんなことがあったものですから、その中学生の子役の子なんか忘れちゃっているわけで、名前も覚えていないんですよ。それがね10年後、ついこの間、私の楽屋にね訪ねて来たんですよ。トントン。「片岡 鶴太郎さんいらっしゃいますか?僕、10年前、鶴太郎さんの息子役やりました小栗旬です。」
一同: えー!!!!
片岡: えー!?信じられる、それ?と思って
(ごきげんよう より)
その10年前の映画というのは、2000年9月16日に公開された 映画『しあわせ家族計画』。
父(広瀬道男役)が片岡鶴太郎、母(広瀬喜美子役)が名取裕子、そして息子(広瀬章太)が小栗旬である。
1998年にGTOに出演しているものの、当時の小栗はまだブレイク途上であった。
ケガを差し置いても片岡の記憶にとどまらなかったのも無理はない。
片岡にしてみれば、劇的な再会であったことは間違いない。

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